わが国は、低炭素社会の実現、少子高齢化対策など社会体制の大きな変革が求められています。こうした困難な課題を解決するために情報通信技術が果たすべき役割はますます高まっており、先端的な情報通信技術の研究開発の重要性が増大しています。当センターでは、このような認識のもとに、先端的な情報通信技術分野の研究への支援を目的として、研究費の助成を行います。
先端的な情報通信技術分野の、独創的な研究を対象とします。ただし、製品化に関する研究は対象にしません。
技術分野
1 光通信・ネットワーク技術とその応用
(光通信方式、デジタル信号処理、音声・画像処理、トラヒック・ルーティング制御、フォトニックネットワークなど)
2情報処理技術
(ハードウェア、ソフトウェア、データベース、人工知能(AI)、自然言語処理、音声・画像処理、IoT、セキュリティ、クラウド、ロボットなど)
3 無線・宇宙通信技術
(無線通信方式、無線アクセス、アンテナ・電波伝搬、放送技術など)
4マイクロエレクトロニクス・材料技術
(デバイス、分子素子、ナノテクノロジーなど)
日本国内に居住し、国内に継続的な研究拠点を有する研究者又は研究グループであって、学校教育法に規定する大学に所属している者とします。
1件当たりの総額 は250万円以下(助成期間3年)又は200万円以下(助成期間2年)とし、合計10数件程度の採用を予定しています。